このサイトについて

 

「A film with more than one story」は世界中の映画を紹介し、映画中のスートーリーや知恵を纏めて語ります。

映画から人生の喜怒哀楽を一緒に共感し、勇気を持って新しい人生をスタートしましょう!

映画は人生を彩るかけがえのないスパイス。だからこそ、映画に浸る時間を楽しみたいもの。

このウェブサイトでは、できるだけわかりやすく、私の主観を通しながらも、映画の良さをみなさんにお伝えできたらと思います。それぞれにとって映画の持つ意味は違うでしょう。映画を見ることを楽しみに一日の仕事を頑張る人もいれば、映画業界で働くことを夢見る人もいれば、ふと気づけば映画を見ている日々という人もいるはずです。

映画の歴史は深いもので、各時代の映画は面白いように、その情勢や文化を反映しています。戦時中の映画は国民の気持ちを高めるものが多く、その後、恋愛などの娯楽要素の強い映画が増え…といった具合です。映画を通して歴史や各時代の背景をうかがい知ることができるので、そのような楽しみ方もおすすめしています。

現に、映画を通してある国や町、時代に興味を持ち始めることもあります。例えば、チャップリンの映画を見て、当時の風刺や経済に興味を持つこともあるでしょうし、アメリを見て、フランス、パリ、モンマルトルのあたりに憧れることもあるでしょう。このように映画があらゆる興味の出発点になることは素晴らしいものです。

映画とは出会いの連続です。よく本屋に行って、何気なく手に取った本が運命を変える…といったシナリオがありますが、映画についても同じことが言えるでしょう。映画の良さは、その没入感にあります。つまり、ブラウン管(今ではそのような表現はあまりしませんが)の中にはもう一つの世界があって、そこに入り込むことができるのです。現実からの脱却とも言えるでしょう。

だからこそ、疲れた毎日から飛び出して映画の世界に浸ることを趣味とする人がたくさんいることも、納得できます。映画はどこでもドアのような存在です。スイッチをいれて再生するだけで、どこか違う世界に飛び出すことができます。現在では、VRなどの高性能なシステムが登場してきましたが、映画にはそもそも、臨場感が備わっていました。もちろん、これにテクノロジーをかけあわせることで、映画はさらなる進化を遂げていくでしょう。今後は、操作性の高い(つまり、ユーザーのアクションにより内容が変わるような)映画も登場するかもしれません。いわば、ゲームとの境目が曖昧になってくるのではないでしょうか。そのような意味で、歴史ある、本来の映画のかたちは、大事に守り抜いていきたいものです。

時に、映画を鑑賞していると、展開を気にしすぎることがあります。ドラマティックにならなければならない。大どんでん返しがなければならない。もちろん、そのような側面を重視する人のことを尊重します。それも一つの楽しみ方でしょう。しかし、映画の良さは、世界観であり、その存在そのものなのです。

ここで現代の映画の特徴にも触れておきましょう。商業的な要素が強みを帯びて、典型的なパターンがあらゆる映画に適用されている傾向にあります。「喜ばれるパターン」がある程度決まっているので、その方向に傾倒するのは仕方がないのですが、その中でも、それぞれの映画に潜む本当の魅力を見失わないようにしたいものです。

魅力は細部に宿るもの。ちょっとした役者の仕草、無言の間、カメラワークなどを愛しましょう。深くまで映画の世界に浸れば、魅力を感じる瞬間に気づくはずです。そのような意味で、ある種、何も起こらない映画には、素敵な技や味わいが見え隠れします。映画は無理に作られたストーリーである必要はありません。そこに一つの世界や瞬間を再現するだけでいいのです。

ある日常があり、ある日があり、ある人のやりとりがあり、空気感があり…それが映画の原点です。また、自分だったら、この場でこうする、というように、その世界に入り込んで考えてみるのも面白いかもしれません。映画には100どころか1000、10000もの解釈があります。映画を見る人それぞれの考え方があればいいのです。同じ作品であっても、それを鑑賞する人によって、映画は違った雰囲気を帯びます。